シミ、そばかす、肝斑の原因と特徴

シミとは何ですか?

一般的に、シミと言われているものは、肌内部で生成されたメラニン色素が
細胞に沈着しているものをさします。
肌表面から見ると、褐色で沈着度合いによって濃淡があります。

シミといっても、

・老人性色素斑(褐色で肌の色と境界がはっきりしているシミ)
・雀卵斑(そばかすとも言われている、うす茶色の斑点上の色素沈着)
・肝斑(目の下など左右対称にできる色素沈着)
・炎症後色素沈着(皮膚損傷の治癒後に、色素沈着が起きたもの)

などの種類があり、原因は様々です。
では、具体的な原因について6つ紹介します。

原因1 ターンオーバーの衰え

一般的には、加齢によりターンオーバーという皮膚再生のサイクルが鈍ってくると、
古い角質の代謝が遅くなるため、沈着した色素が肌に蓄積されてて
シミが取れにくく、色濃く沈着するようになります。

原因2 遺伝

遺伝の原因と言われているのは、雀卵斑です。
そばかすは、年齢を重ねると薄くなっていくとは言われていますが、
手入れを怠ると目立つようになることもあります。

原因3 ホルモンバランスの乱れ

30~40代の女性に多く、ホルモンバランスが関係するといわれています。
とくに、肝斑との関係が注目されているのは「プロゲステロン」。
女性ホルモンの一種で、「黄体ホルモン」とも言われています。
ホルモン分泌が乱れると、肝斑などのシミができやすくなるようです。

原因4 紫外線

皮膚内部にあるメラノサイトというものが刺激されて、
シミの原因となるメラニンが増加します。

年齢を重ねると肌の新陳代謝が衰えるので、
メラニンは肌内部にとどまりやすくなり、シミとしてあらわれることになります。

原因5 ストレス

忙しすぎる仕事や複雑な人間関係によりイライラしたり落ち込んだり、
情緒不安定なストレス状態が続くと、脳下垂体からメラニン細胞を
刺激する物質が分泌されてシミになります。

原因6 生活習慣

睡眠が不規則だったり睡眠時間が足りなかったり、
刺激の強い食品を過度に摂取したりし続けると、
からだの免疫力が低下してメラニン増加の可能性があります。

しみ・そばかす・肝班(かんぱん)の種類の詳細
老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)

シミの色も均一で比較的濃いのが特徴です、境目がはっきりしています。

老人性色素畔は、紫外線を浴び続けることでメラニン色素が
皮膚内に沈着して生じます。

ターンオーバーの衰え(老化現象)が原因であらわれますので、
皮膚再生能力をあげると効果的が期待できます。

若い頃に日焼けした人ほどできやすいと言われ、
早い人では10代後半から見られます。

雀卵斑(じゃくらんはん)

通称「そばかす」です。
小さな斑点が鼻周辺を中心に分布してみられます。
雀卵斑の多くは遺伝性ですが、紫外線を浴びて日焼けをすることで悪化します。
20代後半から薄くなっていくことも多いと言われるシミの一種です。

肝斑(かんぱん)

頬や鼻の下、額などに左右対称にできる少しぼやけたシミです。
ホルモンバランスの乱れが原因と言われていて、
30~40代の女性に多くあらわれています。
妊娠や経口避妊薬でも出現しやすくなり、高齢で自然消失していくことから女性ホルモンの分泌と関係があると言われています。

現在では、肝斑のレーザー治療も可能になっています。
※詳細は、肝斑とレーザー治療を参照してください。

炎症後の色素沈着

このシミは年齢に関係なく、
・化粧でかぶれた
・やけど
・ニキビなど皮膚炎
が原因で起こります。
そこに紫外線を浴びると、シミが濃くなることもあります。